長期優良住宅の断熱性能について・・・2013.8

 長期優良住宅の断熱性能は、実際どんなものなのか!?

この猛暑の中、壁面温度等を測定してみました

当家では、真夏の日中でもあまりエアコンを使いません、本日(2013.8.17)も

1階の室内気温は、温度計によると14時30分の時点で33.5℃ 湿度50%ですが

四方の窓を開けたりして、特に頑張らずにエアコンつけずに過ごしています

さて建物の仕様は、フェノール系断熱材の「フェノバボード」を外壁と屋根共に外張りに

した外張り断熱です。外壁は、日射には最悪な黒色アルミサイディングで、屋根も

黒色のガルバリウム鋼板張りです

<記録-1> 8月10日 午前9:07 室内温度: 2階34.8℃

      2階内壁の表面温度: 34.5℃ / 外壁の表面温度: 55.0

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<記録-2> 8月17日 午前8時40分  室内温度: 1階30.8℃ 2階32.3℃

        1階内壁の表面温度:30.0℃ / 2階内壁の表面温度:30.5

        外壁の表面温度:47.5℃ / 屋根裏面・天井表面温度:32.0

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<記録-3> 8月17日 午後1時50分 1階室内温度:33.5℃  2階室内温度:34.3℃

        屋根裏面・天井表面温度:34.0

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<総 評>

 心配していた外壁や屋根の黒色金属板は、火傷しそうなほどの高い表面温度

でしたが、外壁&屋根ともに断熱性能は十分機能しているようです

内部の表面温度は、何れもほぼ室温になっていて、内部壁面の温度上昇による

あの不快な壁面輻射熱の発生を防いでくれています

特に屋根面は、表面温度の測定が出来ていませんが、外壁面よりさらに高い温度

となっていることは明らかで、それにもかかわらず内部への熱の侵入を防いでいます

長期優良住宅の我が家では、猛暑の夏でもエアコンにあまり頼ることなく、なんとか

過ごして行けそうです

 

2013年の夏 小諸の藤村記念館

夏休みを利用して、信州小諸にある藤村記念館に行って来ました

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とは言いましても、そこは設計屋・・・島崎藤村作品に思いをふける

ことなく、建築としての記念館に深く感銘してしまいました

設計は、大先生の谷口吉生ではなく吉生先生の父上である

谷口吉郎先生の作品となります

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この一見なんの変哲も無い建物に漂う”気品”にただただ唸るばかりでした

名建築のみが持つこの気品は、天性なんでしょうか?どうなんでしょう・・・!?

 

 

 

<住宅作品> モッコウバラの家

◯ 建物概要

”玄関共有の二世帯住宅” (関町の家を増築)

増築の部分(お母さん棟・玄関は共有)

  ・ 構  造 : 木造平屋建て/SE構法(SE工法) ・ 耐震性 : 耐震等級3
  ・ 面  積 : 43.62 ㎡(13坪)         ・ 温熱環境性能 : 等級4/Ⅳ地域
  ・ 長期優良住宅               ・ 維持管理 : 等級3

 ※ 写真をクリック!していただくと拡大して見ることができます。また、拡大した写真を

  適当にクリック!すると写真が切り替わります。お試しください。

<住宅作品> 関町の家

○ 建物概要

  ・ 構  造 : 木造2階建て / SE構法(SE工法) ・ 面  積 : 83 ㎡

  ・ 耐震性 : 耐震等級2   ・ 温熱環境性能 : 等級4/Ⅳ地域

  ・ 維持管理 : 等級3    ・ 長期優良住宅

①、ヒートポンプ式の蓄熱式床暖房/土間コンクリートに蓄熱するシステムを採用
②、雨水利用:樋に取水口を設置。大屋根に降った雨水を容器に溜めて植栽散水に利用
③、エコガラスを使って、日射量をコントロールしています
④、南北のルーバーサッシと天窓を使って、夏季の室内通風を利用しています

 

※ 写真をクリック!していただくと拡大して見ることができます。  また、拡大した写真を

クリックorスクロールすると写真が切り替わります。お試しください。

2013年6月の庭に咲いた花々です

6月は、先月の華麗なバラとは趣が変わりまして、可憐な花々が

健気に咲いてくれました。紫陽花や朝顔も花一輪・・・・・

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2013年7月31日 | カテゴリー : 花鳥風月 | 投稿者 : Alpha_RM

2013年6月 天然素材の「蜜蝋」を壁に塗りました

 DIYで、玄関の壁の目地張りしたシナ合板に蜜蝋を塗りました

蜜蝋は、ミツバチの体から分泌されたロウで、ミツバチの巣の構成材料です

今回使用した材料は、これを木工用に改良したもので蜜蝋以外にも

椿油・菜種油・亜麻仁(アマニ)油・ヒバ油を加えて木工用にしたもので

100%天然素材で出来ています

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左写真:上半分に蜜蝋を塗ったところです。塗っていない下半分よりも

     木目が活かされているのがわかります

中写真: 今回使用した木工用みつろうです

     天然素材とはいってもニオイには、好き嫌いがあると思います

     ニオイは、数日でほぼ感じなくなりました

右写真:施工完了した写真です。木の質感が、よりはっきりしました。

     室内には、やはり天然素材がいいですね

※写真をクリックして頂くと拡大して見ることが出来ます

 

2013年5月の庭に咲いた花々です

 五月の庭には、薔薇が咲きました。その姿は、まさに貴婦人の趣です

特に白いバラは、品の良いとても良い香りがしました

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※ 写真をクリックすると、写真が拡大しします。

 

2013年6月25日 | カテゴリー : 花鳥風月 | 投稿者 : Alpha_RM

14 家が建つまで・・・内装(1)

外壁の防水が、ある程度出来たら内装の工事もスタートです

今回は、地熱利用の循環換気を利用するため基礎内断熱としています

厚さ60mmの断熱材を外壁から1mの範囲に敷き詰めます

立ち上がりは、土台までしっかりと断熱施工し隙間には発泡ウレタン

を吹き付けて断熱欠損を防ぎます

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今回は、コストの関係で壁は充填断熱にしました。ところが・・・・・

なんと、当社の現場で施工不良を発見!!!

寒冷地で普通に行われている高断熱住宅の施工を理解していない

大工さんが、関東ではまだいるようです

早速、高断熱住宅の原理を色々と説明して、やり直してもらいました

大工さん曰く、多くの設計者も理解不足の人が結構いるとのことです

設計者も日々勉強しないといけません

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近年、水平剛性を確保する必要から、根太(ネダ)を使わない剛床構造で

床を構成することが多くなりました

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ただ、剛床にも欠点があります。振動音の問題です

2階や3階の床、子供部屋を上階に持って来たときは特に注意が必要です

音を気にするお施主さんの場合は、費用と効果を見極めながら床下の

天井に何らかの防音対策が必要です

剛床の上に防振マットを敷くのもある程度効果があります