10 家が建つまで・・・屋根/下葺き

yane2-1 12/3 下葺きのアスファルトルーフィングが、施工されました。

ここまで来ると雨降りにも一安心です。

例え雨に吹きこまれても一度乾燥させた材は、少々雨が掛かった程度では、それほど心配することは、ありません。

 

DSCN1283 下葺き材の重ね代は、200mm以上確保します。今回はありませんが、立ち上がりがある場合、以前は250mmで良かったのが、今は300mm以上必要なので、注意が必要です。また、屋根の棟部分は、反対側に300mm以上重ねるように葺きます。

トップライト周りの施工も入念に行いたい部位です。

 

DSCN1281 しっかりとトップライトの枠側面にアスファルトルーフィングを巻き込むように施工します。

軒先から見る屋根の断面です。屋根通気45mmとしています。大屋根の勾配は、4寸。軒の出は、夏の日射遮蔽を考慮して、1200mm出しています。

09 家が建つまで・・・屋根/下地

yane1251 11/27  上棟後は、躯体を雨にさらさないよう出来るだけ速やかに下葺きのアスファルトルーフィング施工まで行きたいところです。

上棟日は、写真のように下垂木と棟の野地板まで行きました。

この下垂木と野地板は今回、そのまま室内の天井仕上げになります。

 

 

DSCN1256 11/28 翌日、下垂木の上に野地板として、厚さ12mmの構造用合板を張り水平剛性を確保します。

これに厚さ50mmの断熱材/アキレス Q1ボードを施工し、繋ぎ目に気密テープを貼ります。

屋根の断熱は、特に重要なので熱橋部分を作らないよう垂木間に入れるようなことはしません。

 

 

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一体で、施工した断熱材の上に、屋根通気用の上垂木45×45を施工した写真です。屋根通気は、最低でも40mm以上確保したいですね。

高断熱住宅の屋根は、この上に構造用合板を張り、やっと下葺きのアスファルトルーフィングを葺いて、仕上げの屋根工事へと進みます。

 

 

 

08 家が建つまで・・・建方(2)

IMGP0959 11/27  建て方。いよいよ上棟です

SE構法の木造の家は、躯体の柱梁がプレカットなので、土工事から3週程度の短期間で、上棟を迎えます。

この日の主役は、大工さんではなくてビケ(足場鳶)さんで、柱や梁の組み上げを担当します。

 

 

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今回は、平屋だったので、午後3時半に建て方が終了しました。

2階建ての場合でも効率良く作業することで、通常は、1日で終了します。

登り梁が、落とし込まれ斜めに仮筋交いを入れて、下げ振りを使い柱の垂直を調整します。

建入れ直しと言います。

 

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建て方終了後、屋根下地の施工に入ります。

今回の屋根は、455mmピッチにツーバイ材の垂木を入れて、天井露しの仕上げになります。

この屋根工事からが、大工さんの出番になります。

作業終了後にご祝儀と引き出物が、職人さんに渡されて、この日の作業が終了しました。